英語仕事人の資産管理

飛行機で国内移動したら必ず申し込む「ニッポン500ボーナスマイル・キャンペーン」

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ゴールデンウィークを利用して2泊3日の国内小旅行に行ってきました。初めてプロペラ機(カナダ・ボンバルディア社製Q400)に乗るなどの体験ができ、有意義な休日を過ごすことができました。私は、今回のように飛行機の国内線を利用した際には、いつもデルタ航空の「ニッポン500ボーナスマイル・キャンペーン」というキャンペーンに応募しています。飛行機の国内線に乗ってこのキャンペーンに応募すると、デルタ航空のマイル(スカイマイル)が500スカイマイル必ずもらえます。利用する国内線の航空会社はデルタ航空でなくてもよく、またLCCでも構いません。また、キャンペーン期間が2018年3月31日までとなっていますが、少なくとも私がこのキャンペーンの存在を知った3年前から毎年延長され続けています。500スカイマイルというのは1区間あたりのマイル数で、国内線で往復すると2区間となり1000スカイマイルになります。デルタ航空がなぜこのような太っ腹なキャンペーンをしているのかは分かりませんが、飛行機で国内移動すると必ず500マイルもらえるというのはお得であり、私にとっては、国内線利用後に申込みフォームにチケットの半券を貼ってFAXするのがルーティンになっています。デルタ航空は、エールフランス航空、KLMオランダ航空、ガルーダ・インドネシア航空などが加盟しているスカイチーム・アライアンス(https://www.skyteam.com/ja/about/)のメンバーで、デルタ航空で貯めたスカイマイルをこれらスカイチームメンバーのチケット購入に充てることができます。また、デルタ航空のスカイマイルとは別に、実際に利用した航空会社のマイルも貯めることができ、いわゆる二重取りすることができます(クレジットカード決済にすると、カード会社のポイントも貯まり、三重取りになります)。もちろん、このキャンペーンを利用するためには、まずデルタ航空の会員になる必要があります。

ニッポン500ボーナスマイル・キャンペーン
http://ja.delta.com/content/www/en_US/skymiles/earn-miles/earn-miles-with-partners/airlines/japan-500-bonus-miles-campaign.html

退職金を自分で用意する

世の中の翻訳者の人たちが働いている形態は、(日本全体で見たときの会社規模でいうと)小~中規模の翻訳会社や法律事務所に属しているか、フリーランスという形態が大半だと思います。小~中規模の翻訳会社や法律事務所は、退職金制度がないか充実していないところが多く、例えば定年退職した際にまとまった額の退職金を受けることは期待できないのが一般的ではないでしょうか。また、フリーランスの場合は、「退職」自体がないため、言うまでもないことですが退職金はありません。私の会社では、社員のための退職金制度を設けていますが、まだまだ不十分なところが多く、これからもっと勉強して充実した制度にしていきたいと思っています(ちなみに、私自身には退職金はありません)。

このように、翻訳者は非常に小さな組織で働くかフリーランスになることが運命づけられていると言えるため、経済的に不安定な生活を送っている人が多いという現状があります。また、私も含め翻訳者の多くは、将来何らかの理由で翻訳ができなくなってしまったときにどうやって生活すればいいのかなど、将来への不安を抱えながら日々翻訳活動をしています。経済的に不安定で、退職金はもちろん年金さえも期待できないかも知れないという状況で、翻訳者はどのように将来を見据えて活動していくべきなのか。これは、他の翻訳者と懇親会などで話したときに必ずといっていいほど話題になる問題です。私もこの問題について常に考えていますが、1つの答えとしては、当たり前ですが、自分の世話は自分でする、ということだと思います。

具体的には、健康保険の側面で見ると、例えば、フリーランス翻訳者は大阪文化芸能国民健康保険組合(http://www.bunkageinou.com/index.html)という組合に加入して身を守ることができます。「大阪」となっていますが、東京の方でも加入できます(加入には組合員の紹介が必要です。法人は加入できません)。また、経済的な面、例えば退職金に関して言うと、自分で民間の制度に申し込んで、将来退職金に相当するものを受け取るというようなことはいくらでもできます。具体的には、私は国内・海外の信頼できる長期積立ファンドに毎月少額の積立を行い、20~30年後にそれまでに積み立てた金額の数倍の額を受け取るという制度を利用しています。ファンドは元本が保証されないというリスクがありますが、私は厳選した国内・海外合わせ数個のファンドに積み立てることでリスクの分散を図っています。ファンドなど利用せず、銀行で定期預金をすればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、超低金利な上、インフレという問題もあるため、銀行預金もそれなりのリスクがあると思っています。怪しげに聞こえるかもしれませんが、銀行に預金してお金を「寝かせる」のではなく、ファンドに毎月一定額積み立てて複利効果でお金に「動いてもらう」ということを私はしています。なお、このように金融商品を毎月一定額買うことをドルコスト平均法といいます。ドルコスト平均法は、大勝ちはいないが、大負けすることもないという堅実な長期投資の手法です。また、複利効果とは、投資で得た利益を使ってしまうのではなく投資に回すことで、利益を加速度的に増やしていくことです。かのアインシュタインは、複利(compound interest)は人類最大の発明だと語ったと言われています(“Compound interest was one of man’s greatest inventions”、“The most powerful force in the universe is compound interest”などバリエーションがあります)。長期積立ファンドを含め、投資には時間がとられるものですが、私は運用を海外のファイナンシャル・プランナーに任せていて、運用のための時間をとられることなく、またどのように運用すべきかをさほど気にすることなく、日々の仕事に邁進できるようにしています。

私は、上記手法を社員を含め他の人に勧めるようなことは決してしませんが、時間を味方につけることが基本になっているこの手法は、普段時間がないことが多い翻訳者にマッチした資産運用方法だと思っています。私は十数年間サラリーマンを経験しました。サラリーマン時代は、精神的に会社や国に依存しているようなところがありました。しかし独立して誰も自分を守ってくれないことを実感したとき、自分の世話は自分でするということを心がけるようになりました。それ以来、何でも自分で調べて、時には確かめにどこかに行ったり話を聞きに行くことが普通になり、楽しみになっています。

特許翻訳における「高収入」について

特許翻訳は、最も難易度の高い翻訳ジャンルの一つと言われています。高い語学力はもちろん、科学技術と法律の知識も必要だからというのが理由のようです。その分報酬も他の翻訳ジャンルと比べて高い傾向にありますが、ここ数年、特許翻訳の料金も下がり続けています。特に、フリーランスの特許翻訳者の翻訳単価はここ20〜30年の間に50%以下にまで落ち込んだとも言われています。一昔前は特許翻訳者の絶対数が少なく、特許翻訳ができる人は先行者利益により上手い下手にかかわらず誰でもお金持ちになれたと聞いたことがあります。しかし昨今では、特許翻訳者の数も増えて人々の特許翻訳を見る目も肥え、専業の特許翻訳者としてそれなりの生活をしていくためにはそれ相応の努力や工夫が必要になってきていると思います。したがって、低価格化、高品質化という意味では、特許翻訳業界も他の業界同様、至極適正になったのではないかと私は思っています。時々、「特許翻訳は高収入」のように書かれている翻訳コースの広告を翻訳雑誌などで目にすることがありますが、これは他の多くの業種と同様、本人の努力と工夫次第で高収入も不可能ではない、ととらえるべきです。

「高収入」とは具体的にいくらか、については人によって意見が分かれるところですが、特許翻訳業界ではだいたい年収1000万円以上を稼ぐと高収入と言えるのではないかと思います。私の知り合いに、年収が1000万円~2000万円の特許翻訳者が5、6人います。この方々に共通する特徴はあるだろうかと考えてみました。男女比率は半々ぐらいで、全員がフリーランス、そして多くが毎月膨大な量の翻訳をこなすことでこの高収入を実現しています。あまり聞こえのよくない言葉で言うと薄利多売と言えるかも知れませんが、これが特許翻訳で高収入を得ることができる確率の高い方法だということが言えると思います。

膨大な量の翻訳をこなすためには、マクロなどの翻訳支援ツールを駆使しているのだろうと思われるかも知れませんが、上記の方々は翻訳支援ツールを「そこそこ」にしか使っていないようです。1人の方は、マクロはもちろん、パソコンや機械をいじるのが苦手だと言っていました。これは極端な例ですが、翻訳支援ツールの開発ばかりに注力して、肝心の翻訳は薄っぺらいものになっているという、手段が目的化している翻訳者を何人も見てきました。このような特性の翻訳者は、少なくとも私が知っている上記5、6人の特許翻訳者にはいません。翻訳支援ツールを適度に使いつつ、原文と真剣に向き合って翻訳する。そして、これを1日の大半を使って行うことによって毎月の翻訳量が膨大になっていく、という共通点を上記の方々から見い出せるかも知れません。もちろん、翻訳支援ツールを自由自在に使うことができて翻訳能力も高い水野麻子さんのような翻訳者は世間にいると思いますが、あまり顔が広くないせいか、私はこのような翻訳者を水野さん以外知りません。

クレジットカード払いを徹底する

クレジットカード会社から
来年の卓上カレンダーが届きました。

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私はクレジットカードは
1枚しか持っていません。

クレジットカード1枚しか持っていませんが、
これ1枚を使って、個人的な買い物は
小さなものから大きなものまですべて行っています。

毎日のスーパーでの買い物から
店での食事、洋服の購入、
交通費、光熱費、新聞代、保険の支払いなど、
すべてです。

つまり、
普段はほとんど現金を使わない
クレジットカード生活をしています。

これは、多くの人がそうしているように、
クレジットカード会社のポイントを貯めて
それを航空会社のマイレージに変えるためです。

私は仕事・プライベートを含め
海外に頻繁に行く機会があり、

クレジットカードで行った消費によって得た
マイレージを渡航費に充てています。

通常、海外に行くにはまとまった金額の渡航費が必要ですが、
クレジットカードを使った日常の消費活動によって
貯まったマイレージを航空券の購入に充てることによって、
海外に行く度に必要だった多額の出費の必要がなくなりました。

しかも、日頃高額な買い物をしているわけではありません
(できないと言った方がいいかもしれませんが(笑))。
せいぜい多い月でも30万円位までのごく一般的な買い物です。

ごく普通の毎日の買い物をクレジットカード1枚に
まとめることによって、
数ヶ月に一度、海外航空券を無料に近い状態で
手に入れることができています。

使っているクレジットカードは、
ポイントの貯まりやすさ、
マイレージへの変換しやすさを
調べて厳選した1枚を使っています。

クレジットカードを頻繁に使うことに
抵抗を持つ人もいるかも知れませんが、
結局、現金でもクレジットカードでも
使う金額は毎月同じです。

私は、
自分の生活スタイルを見たときに
クレジットカード払いを徹底することで
得るメリットは大きいと判断しました。

社会について敏感になる

会社を経営していると、
世の中のことが気になります。

小さな会社ではありますが、
いや、小さな会社だからこそ、
社会の動きに対して柔軟に対応・変化して
いく必要があると思っています。

そのためには、
まず世の中のことを知ることが必要で、
ニュースや新聞、書籍などを頻繁に
チェックしています。

最近気になるのは、
国の借金についてです。

現在、
国の借金は約1000兆円で、
国民1人あたり約800万円の
借金をしていることになるそうです。

しかし、
よくよく調べてみると、
国の借金約1000兆円は国が発行する
借用証明である国債によるもので、

国債のほとんどを日本国内の機関投資家、
つまり銀行、ゆうちょ、保険会社などが
購入しているようです。

そして、これら機関投資家はどこから
その資金を調達しているかというと、
もちろん国民の預金・掛け金からです。

つまり、国民は、
預金・掛け金などを通して国債という形で
国に約1000兆円も貸していることになります。

にもかかわらず、
「国民1人あたり約800万円の借金」
という表現は、
国民がさらに約800万円の借金を
負わされていると言っているように見えます。

「国民1人あたり約800万円の借金」
という言い方が果たして正しいのか、
疑問が湧いてきます。

そして、
国民の全資産は約1400兆円だそうです。

国民がこのまま国にお金を
貸し続けることができるのにも
限界があるということです。

私たち国民は、
浪費癖のある息子に
お金を貸し続けている親と
言えるかも知れません。

そして、
親が息子に貸せるのにも限界がある。

日本は今こんな状況かも知れません。

この状況にどう対応すべきか、
今真剣に考えています。

年金の掛け金は引退世代へのお礼

当社では、当たり前ですが
社員も私も社会保険に加入しています。

社会保険について、
最近よく不穏なニュースを耳にします。

例えば、
社会保険のうち、厚生年金は、
私の世代は支払った分の元が取れず、
逆に損をすることが予想されると。

ある大学教授が行った
シミュレーションによると、

厚生年金を支払った額よりも多い年金を
将来もらうことができるのは、
現在55歳以上の人までで、

50歳以下の人は軒並み損をする上、
損をする額は年代が若くなるにつれ大きくなり、

現在20代の人は2000万円以上の損をする
という試算が出ているそうです。

この試算が正しくないことを
望みたいところですが、

私たち世代は、これが正しいと仮定して
生きていく必要があると思います。

Hope for the best, prepare for the worst.

という言葉がありますが、この言葉に倣って、
私は損をすること前提で
年金の掛け金を払っている、と考えています。

そもそも、「損」という考え方が
よくないのかもしれません。

日本の年金制度は、
「賦課方式」というものになっており、

私たちが毎月支払う掛け金は
そのまますぐに現在の引退世代の年金として
使われています。

私は、毎月の掛け金を
日本を現在の先進国へと発展させてくれた
現在の引退世代へのお礼と考え、

決して「損」というは考えは持たないように
しています。

そして、
将来の自分が引退世代になったときは
国の世話にはならず、

自分で何とかしていく覚悟で
今からいろいろな準備を始めています。