0年 0月 の投稿一覧

年金の掛け金は引退世代へのお礼

当社では、当たり前ですが
社員も私も社会保険に加入しています。

社会保険について、
最近よく不穏なニュースを耳にします。

例えば、
社会保険のうち、厚生年金は、
私の世代は支払った分の元が取れず、
逆に損をすることが予想されると。

ある大学教授が行った
シミュレーションによると、

厚生年金を支払った額よりも多い年金を
将来もらうことができるのは、
現在55歳以上の人までで、

50歳以下の人は軒並み損をする上、
損をする額は年代が若くなるにつれ大きくなり、

現在20代の人は2000万円以上の損をする
という試算が出ているそうです。

この試算が正しくないことを
望みたいところですが、

私たち世代は、これが正しいと仮定して
生きていく必要があると思います。

Hope for the best, prepare for the worst.

という言葉がありますが、この言葉に倣って、
私は損をすること前提で
年金の掛け金を払っている、と考えています。

そもそも、「損」という考え方が
よくないのかもしれません。

日本の年金制度は、
「賦課方式」というものになっており、

私たちが毎月支払う掛け金は
そのまますぐに現在の引退世代の年金として
使われています。

私は、毎月の掛け金を
日本を現在の先進国へと発展させてくれた
現在の引退世代へのお礼と考え、

決して「損」というは考えは持たないように
しています。

そして、
将来の自分が引退世代になったときは
国の世話にはならず、

自分で何とかしていく覚悟で
今からいろいろな準備を始めています。

知的英語

house-of-cards-kevin-spacey

私は、かつて米国特許事務所で働き、
今は翻訳という語学力を必要とする仕事をしていますが、
英語を流暢に話せるわけではありません。

でも、英語を流暢に話したいと思っていて、
常に練習しています。

英語を流暢に話したいと特に思うのは、
ネイティブ・スピーカーと英語で話した後です。

翻訳はパソコンと書類が相手なので、
仕事自体で英語を話すことはありませんが、
たまにネイティブの翻訳者や海外のお客さんと
英語で話す機会があります。

ネイティブと話した後、必ずといっていいほど
次のように後悔して自分の英会話力を嘆きます。

・言いたいことが言えなかった、
・不適切な表現を使ってしまった
(例:聞き返そうと思って思わず「Excuse me?」(何ですって?)と言ってしまった)、
・場が沈黙しそうになったときに自分から話題をふれなかった。

こういう経験をする度に、
ある程度の英語を話せるのが国際的な礼儀だと痛感します。

また、特に特許業界にいると、
英語で話す相手は知的レベルの高い人が多いため、
いわゆる「知的英語」の必要性も感じています。

知的英語は、英会話力+知識というのでしょうか。
個人的にすごく興味があり、
是非身につけたいと思っています。

英会話力+知識をどうやって身に付けることができるのか?

悩むところで、私も手探りでやっています。

英会話力アップのために今やっているのは、
『留学しないで「英語の頭」をつくる方法』
http://tinyurl.com/ltynh5q
という本で紹介されている練習方法です。

知識に関しては、アメリカの映画やドラマを
何回も何回も見て愉しみながら身に付けるようにしています。

今気に入っているのは、
『House of Cards』
http://www.imagica-bs.com/yabou/house_of_cards/
というケヴィン・スペイシー主演の政治ドラマです。

このDVDを買って(http://tinyurl.com/oys5anv)、
スクリプトを無料で手に入れて
http://www.springfieldspringfield.co.uk/episode_scripts.php?tv-show=house-of-cards-2013
愉しみながらアメリカの政治を学んでいます。

当社の特許翻訳勉強法

特許業界にいる人ならほぼ全員知っていると
思われる洋書があります。

それは、

Faber on Mechanics of Patent Claim Drafting
http://tinyurl.com/mdlbf5y

という本です。こんな表紙です。

Faber_frontpage

これは、
米国の特許商標庁(USPTO)に
特許出願するにあたり、

その際に提出する特許明細書の
クレーム部分についての
記載方法を細かく解説したものです。

米国出願実務や特許翻訳を
ある程度経験した人なら理解できる内容で、

クレームの基礎から、
特許訴訟を考慮した記載方法のような高度なレベルまで
体系的に学べるようになっています。

かなり有名な本で、おそらく、
日本のほとんどの特許事務所の本棚に
置かれていると思います。

特許翻訳者にとっても、
米国特許を研究してワンランク上の翻訳を
目指すなら絶対に目を通しておきたい本です。

この本には難点があります。

1.内容が詳細なだけに量が膨大なこと(1000ページぐらいあり、重い)
2.高価なこと(40000円程度)
3.英語で書いてあること

特に1は、多くの人をFaberから
遠ざけている原因だと思います。

本棚でFaberが埃をかぶっている
ところも多いのではないでしょうか。

特許業界はみなさん忙しいですから、
わざわざ時間をとってFaberを真面目に読む
というわけにはいかないのだと思います。

しかし、
やはりFaberから学べることは非常に多いため、
私の会社ではFaber研究を仕事の一つとしてとらえ、
毎日読むようにしています。

社内で曜日毎に担当を決めて、
毎日1~2ページ程度を日本語に翻訳し、
それを会社のブログにアップしています。
http://goo.gl/MWXqqd

これを他の社員が読んで勉強する。

他の社員にとっては、
毎日たった数分程度の勉強ですみます。

そして、
これを毎日続けることで、
徐々にクレーム作成の「勘」がつくのではないかと
期待しています。

しかも、
会社のブログにアップしているため、
社外の誰でも読むことができて人の役に立てるし、
体外的にもFaber研究をしていることをアピールできます。

まだ全体の半分も終わっていませんが、
毎日コツコツと続けていくつもりです。