以前の記事で、
特許翻訳を仕事にして
生活できるようになるためには、
英検1級もTOEIC900点以上も必要ない
ということを書きました。
『特許翻訳に英検1級もTOEIC900点以上も必要ない』
http://beikokupat.com/blog/?p=53
英検1級を取ろうとする人は、
1級用の問題対策を数ヶ月の間
集中的に行なうと思います。
しかし、
一度1級合格してしまうと、
達成感に浸ってしまって、
もう英語を勉強・練習しなくなる人がいます。
1級合格後、
英語力が格段に落ちた人を
たくさん知っています。
英検1級は、
定期的に試験を受け直して
更新するような資格では
なかったと思います。
なので、
一度合格すると、
一生英検1級という称号を
持つことができます。
しかし、
上記のように
英語力が合格時から右肩下がりになり、
本当に称号だけになっている人が
たくさんいます。
そもそも、
http://beikokupat.com/blog/?p=53
でも述べたように、
英検1級を取ったからといって
英語が上手くなるわけではありません。
これから特許翻訳を目指す人は、
資格マニアになるのは辞めるべきだと思います。
「特許翻訳を仕事にする」
ことの目的は、
- 特許翻訳が上手くなり、
- 引き合いが多くなり、
- 収入が上がり、
- 家族や大切な人を養うことができ、
- 貯金や資産運用ができ、
- 好きなものが買え、
- 好きなところへ旅行に行けたりする
ことではないかと思います。
このために、
英検1級などの資格を
まず目指すことは遠回りだと思っています。