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健康リテラシー

tcs

先日、知り合いの翻訳者さんや
同業他社に勤めている方たちと集まり、
忘年会をしました。

特許翻訳の関係者が集まると、

業界の動向や、
翻訳ツールの話、
compriseの話、
aとtheの話

などの話題になるのが常ですが、

翻訳者は体をこわしやすいという話題に
なることもよくあります。

徹夜で翻訳を仕上げて朝になって納品する
というようなことはざらで、
忙しい売れっ子ほど生活が不規則に
なりやすいためです。

きちんと健康管理をして、
体をこわして仕事に穴をあけるようなことのないようにする
というのは翻訳者だけでなく社会人として当たり前のこと
だと思いますが、

忘年会では「何が我々にとって本当の健康か」
ということが話題になりました。

社会には健康情報が氾濫していて、
なかにはお互いに矛盾しているように思えるものもあり、

何が本当に健康にいいのかそうでないのか?
医者や医学研究者でもない我々は何を頼りに情報の真偽を
判断すればいいのか?

正しい健康リテラシーのようなものを
身につけたいということで場の意見が一致しました。
(お酒を飲みながらというのが笑えますが・・・)。

 

健康リテラシーの一助になるかも知れないと思い、
最近読んでいる本があります。

The China Study
http://goo.gl/LcaV6e

という本で、日本語版は
『葬られた「第二のマクガバン報告」』
http://goo.gl/Mtw1dy
という若干穏やかでなさそうなタイトルです。

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健康オタクの友人が紹介してくれました。

実際に内容を読んでみると、
日本語タイトルのようになった理由が理解できます。

私たちが体にいいと聞いて食べてきた多くの食物が
実際はそうではないかもしれないということが
データとともに示されており、
軽い衝撃とともに読み進めています。

『007 スペクター』

spectre

映画『007 スペクター』を観てきました。

前作『スカイフォール』から3年ぶりの新作で、
007ファンの1人として公開を
非常に愉しみにしていました。

スペクター』は『スカイフォール』の続編のような
かたちになると公開前の噂で知っていたので、
本棚に飾ってある『スカイフォール』のDVDを
前日に観直してから劇場に臨みました。

新作を実際に観終わって、
期待を裏切らない大満足の内容
という感想をもちました。

劇場は音響効果が抜群によく、
やはり007は劇場で観る映画だと
改めて思いました。

本当に前作からの続編で、
前作で死んだM(ジェームズ・ボンドの上司)の遺言に従って
ボンドが任務を遂行するという内容になっています。

ボンド役のダニエル・クレイグは
今回もムキムキの体にトム・フォードを纏い、
相変わらずの格好良さです。

007の新作が出る度に、
テーマ曲やボンドカー(アストンマーチン)、
ファッション、ボンド・ガールなどはもちろん注目しますが、

これらに加えて、悪役の非情な所業も
現実の世界を反映している(?)ような内容になっており、
いつも注意して観ています。

例えば、前々作『慰めの報酬』では、
ある業者が地域のダムを買収し、
水の売上を上げるためにわざとダムの給水量を下げて
水不足をでっち上げるという悪行に出ました。

スペクター』ではどんな悪行が出てくるか
注目していましたが、
今回も本当に現実に起こりそうな
(過去に実際に起こったかも知れない)ことが
描かれていました。

簡単に書くと、
各国政府の代表が出席する国際会議で
異議を唱えた国に対する報復のように見えるテロ攻撃が起き、
その国は後日異議を撤回するということが描かれています。

 

このように、
007は毎回見どころが多いシリーズです。

製作者のこだわりを劇場では
見逃しているかも知れないので、
後日DVDを買ってじっくり観るようにしています。

「〜できる」はcanやpossibleではダメなときがある

ManualKaiteiBan

30日間無料メール講座
米国出願用特許翻訳・重要ポイント解説
を購読している方から、

特許明細書によく出てくる
「〜(することが)できる」
という表現をどう訳すべきかいつも迷うので
解説してほしいというご要望をいただきました。

これについて
当社の翻訳方針をご紹介したいと思います。

特許明細書で「〜(することが)できる」が
最もよく使われるのは、
発明の効果を述べる文脈においてではないでしょうか。

例:「本発明の装置によれば、産出量のばらつきを抑制することができる」

そして、
これを「できる」として一般的なcanを使って
次のように訳している翻訳文をよく見ます。

The device according to the present invention can prevent variation in output.

当社では、このような文脈において
canは使っていません。

というのは、canには「可能性」という
ニュアンスがあり、

発明の効果という文脈でcanを使うと可能性のニュアンス、
つまり「抑制するかもしれないし、しないかもしれない」
というニュアンスが出てしまい、
効果の表現として説得力に欠けます。

むしろここでは「抑制する」と言い切った
ニュアンスの英語にした方が
説得力があると考えています。

このように考えて、
当社では次のようにしています。

The device according to the present invention prevents variation in output.

実際にはこれを次のように
書き換えています。

The device according to this embodiment eliminates or minimizes variation in output.

canの「可能性」としての定義:
used for saying what is possible
http://goo.gl/nycgtK
(Macmillan Dictionary)

 

“used for saying what is possible”
を見て分かる通り、possibleもcanと同様に
上記文脈では使うべきでないことが分かります。

it is possible to prevent variation in output

などとすると、
「産出量のばらつきを抑制する可能性がある」となり、
「抑制しない可能性」もあることを示唆するため、
効果の表現としては説得力に欠ける上、
「抑制しない可能性」がない場合に使うと誤訳になります。

さらに、この文脈でallowを使用する翻訳文をよく見ますが、
allowは「許可ないし不干渉」というニュアンスがあるため
この文脈には適していないと考えています。

allowについて詳しくは、
当社ブログ記事『cause、make、allow、letの誤用』
http://goo.gl/8u8nM7
を参照してください。

allowと同じく翻訳文でよく目にする
permitも同様です。

もちろん、
「〜(することが)できる」が
可能性の意味で使われていることもあります。

例:「Xは、ZとYに大別することができる」

この場合、
人によってはこのような大別をしない「可能性」があるため、
canを使って次のようにしています。

X can be roughly classified into Z and Y.

これを次のようにcanなしで表現すると、
「しない可能性」を無視した主観的な表現になる
と考えています。

X is roughly classified into Z and Y.

可能性が意図されたその他の例として、
代替案を述べる文脈があります。

例:
「なお、本実施形態においては、AはB型としたが、
これに限られることなく、C型とすることもできる。」

これを当社では例えば次のようにしています。

While in this embodiment A is of B type, B type should not be construed in a limiting sense. Another possible embodiment is that A is of C type.

もっとすっきりと書くと、
次のようになります。

While in this embodiment A is of B type, A may be of C type.

このように、
「〜(することが)できる」
は文脈によってcanを使えるのか、
それとも別の表現を使うべきなのかを
しっかりと考えるようにしています。

Eat That Frog!

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ブライアン・トレーシー著“Eat That Frog!
(21 Great Ways to Stop Procrastinating And Get More Done in Less Time)
という本を読みました。

日本語版は『カエルを食べてしまえ!』です。

仕事がデキる人になるために持つべき習慣として
一般化しているものが網羅されている本で、
私自身すでに知っていることがほとんどでしたが、
かといって日常的に実行できているわけではなく、

生活に取り入れた方がいい習慣を
改めて確認することができました。

目次を見るだけでも十分要点を確認できます。

「カエル」とは、
自分にとって最も重要で難しい仕事のことです。

自分にとっての「カエル」を見極め、
見極めた「カエル」を真っ先にやり遂げるのが
重要だと説かれています。

そして、「カエル」を真っ先にやり遂げるために
身につけるべきたくさんの習慣が紹介されています。

私自身が忘れないように、忘れたらいつでも見直せるように
以下に箇条書きにしておきたいと思います。

  • 自分が達成したい目標をはっきり書き表す。
  • 自分がしなければならないことを書いたリストを作る。やり終えたらリストから消していく。
  • 全体の20%で結果の80%が決まる。重要な20%の仕事は難しいが、やり遂げれば見返りは大きい。仕事に入る前に、「これは20%の仕事だろうか?」と常に自問する。
  • 自分の人生や仕事について、はっきりとした未来像を描く。
  • 常に次の3つのことを自問する。
    1.私にとって最も重要な仕事は何か?
    2.私にしかできないことで、本当に重要なのは何か?
    3.今、私の時間を何に使うのが最も有意義だろう?
  • 自分の仕事をA,B,C,D,Eにランク付けする。そしてAの重要な仕事から取り掛かる。
  • 目標を達成する上で「足を引っ張るもの」はないか見直す。
  • 自分の仕事や行動に対して、人が定めた基準より厳しくするなど、自分にプレッシャーをかける。
  • 週に1日は完全な休みにする。十分に休息をとれば、疲れている時の2,3倍、時には5倍ものことができる。
  • 携帯電話やパソコンなどによる時間の浪費を辞める。
  • 「すぐやれ!今すぐやれ!」と繰り返し自分に言い聞かせることで、自分を駆り立てる。