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米国特許の入門書

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本棚を整理していたら、『The Pocket Idiot’s Guide to Patents』という本が出てきました。この本は、新規性や非自明性、仮出願などの米国特許の基本が分かりやすく解説されている本です。書かれている英語も平易で理解しやすく、簡単に読み進められます。”Idiot’s Guide”シリーズは、著者によっては英語ネイティブでないと理解し難いようなユーモア表現などが散りばめられており、著者のノリについていけなくなることがありますが、『The Pocket Idiot’s Guide to Patents』の英語はクセがなく、こんな分かりやすい英語を仕事でも書きたいと思わせるものです。10年以上前に出版された本で、古くて参考にならない(してはいけない)情報も含まれていますが、特許の考え方の基本は変わらないと思われるので、現在でも米国特許の入門書として十分に役に立つと思います。

質問は択一形式又は多肢選択形式にする

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翻訳をしていると、原文の説明が分かりにくく感じることがよくあります。このようなとき、原文を最初から最後まで読めばどこかに理解へのヒントがあったりして原文の意図が類推できることもあれば、原文を最初から最後まで読んでもまったく理解できないこともあります。後者の場合、理解できないことは翻訳することができないので、クライアントに質問して原文の意図を確認するようにしています。

クライアントに質問するときに気をつけていることがあります。それは、昨年開いたセミナーでも言ったことですが、質問を択一形式又は多肢選択形式にすることです。択一形式とは、原文が2つの意味(A又はB)に解釈されるときに、原文で意図されているのはAですか?それともBですか?と質問することです。多肢選択形式とは、原文が3つ以上の意味に解釈されるときに、原文で意図されているのはこれらの選択肢のうちどれですか?と質問することです。どちらの形式も自分で選択肢を文章化するという作業が必要ですが、こうすることによって、担当者(忙しい人が多い)は、正しい選択肢を選ぶだけですみます。

これに対して、極力避けている質問形式として、オープンエンド形式(open-ended question)という形式があります。これは、例えば「これはどういう意味ですか?」のように、担当者に回答内容を丸投げする質問形式です。つまり、これは担当者に回答を一から作るという作業を強いる形式であり、これは結構な負担になることがあります。また、担当者のなかには、説明することが必ずしも上手ではない人がおり、オープンエンド形式の質問に対して自由に書かれた回答自体が理解しにくいことがあり、せっかく使命感をもって質問したにもかかわらず、質問する前よりも分からなくなってしまうことがあります。このようなことを避けるためにも、質問する際には択一形式又は多肢選択形式にしています。

トラックボールは欠かせない仕事ツール

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私にとってなくてはならない仕事ツールをご紹介します。パソコンで仕事をするとき、私はマウスの代わりにトラックボールを使っています。トラックボールは、マウスのように机の上でガチャガチャと動かす必要がなく、中心にある大きなボールを指先で動かすだけでカーソル移動とページスクロールができます。写真(上)のケンジントン社のトラックボールは特に便利で、人差し指と中指(の指先)だけでカーソル移動とページスクロールが自由自在にできます。この便利さに慣れると、たまにマウスを使ったときにマウスの使いにくさが際立って感じられます。トラックボールは私には欠かせない仕事ツールですが、世間ではあまり普及していないようで、これが不思議でなりません。以前、当社に銀行の方が来られたとき、トラックボールを見て「これは翻訳の機械ですか?」と聞かれたことがありました。ある意味そうですが。。。私はトラックボール好きが高じて、出張時にホテルなどで作業する際には、持ち運び便利な軽量版トラックボールをノートPCにつなげて使っています。

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