0年 0月 の投稿一覧

1件1件の翻訳にじっくりと取り組む

先日、新規のお客様から翻訳のご依頼をいただきました。このお客様は、それまで複数の翻訳会社に翻訳を依頼していたものの、いずれの会社の翻訳にも満足できず、今回当社を試してみようということになったそうです。それまで依頼していた翻訳会社は、どこも高品質を「ウリ」にしていたものの、実際に納品されてくる翻訳は、高品質とは程遠いものだったということです。上手とはいえない翻訳者が下訳を担当し、それがほとんどチェックされることなく下訳レベルのまま納品されてくるという、営業担当者が熱く語っていた高品質とは正反対の「右から左」の翻訳が量産されてきたのだとか。

このように、チェック体制がほとんど機能していない現状では、下訳担当者の力量が非常に重要になってくると言えると思います。上記の下訳担当者は、一生懸命取り組んだに違いありませんが、力量のない翻訳者がいくら一生懸命取り組んだとしても、ダメなものはダメだという厳しい現実があります。私も、残念な翻訳を前に「私なりに精一杯やりました」と話す翻訳者を過去に何人も見てきました。

今回のように、当社を頼って声をかけていただけるのは非常に嬉しいことです。こういった引き合いがある度に、他の人から必要とされることの有り難みを感じます。このご縁を大切にするとともに、お客様が翻訳会社に対してこれ以上不信感を抱かないためにも、依頼された翻訳に「一生懸命」取り組んでいます。いい翻訳を生み出すための基本は、やはり時間をかけてじっくりと取り組むことだと思います。そうすることで、原文作成者の意図を汲み取った翻訳にできることが多く、これは依頼主にとって非常に嬉しいことです。このような基本姿勢で1件1件の翻訳に体当たりで臨むということを忘れてはいけないと思っています。

ミーンズ・プラス・ファンクションクレームの歴史を概観する

連載『米国特許法解説』を更新しました。

第5回:米国特許法の基本~MPEPの法規範性(その2)~

第5回:米国特許法の基本~MPEPの法規範性(その2)~

小野康英先生が、第4回に続いてMPEPの法規範性について解説して下さっています。解説を通して、ミーンズ・プラス・ファンクションクレームの歴史を概観できるようになっています。また、Federal Circuitの「en banc」についても分かりやすく解説されています。通常、3人の判事から構成されるパネルによって審理が行われるFederal Circuitにおいて、どのような場合に所属判事全員が参加するen bancによって審理が行われるかについて詳しく知ることができます。私も含めた米国特許法の学習者にとってまた一つ貴重な資料が増えました。

労務管理を勉強する

チームで仕事をしていく』で書いたように、私は自分で経験したことや勉強したことを仲間とシェアして共に成長していきたいと常々思っています。そして、仲間とチームで仕事をしていくにあたり、職場をブラックな環境にすることのないように気をつけています。その一環として、労務管理の勉強を自分なりにしています。労務関連の本を読んだり、労働基準法を読み直したり、何年も前に作った就業規則を定期的にアップデートしたりしています。

労務管理の勉強をして思うことは、現在は労働者が手厚く保護されるように法整備がされているということです。会社でまかり通っている慣習が、実は労働者の権利を侵害していることがあるので気をつけなければならないと本当に思います。私の周りには、幸いなことに、自分の仕事が本当に好きな人が集まってくれています。しかし、仲間が仕事が好きだということに甘えて、過酷な労働環境を強いるようでは、チームとして長続きしないことは目に見えています。

私が愛読している『ビジョナリー・カンパニー』で紹介されている数々のビジョナリーな会社のなかには、ビジョナリーが過ぎてブラックな一面をもってしまっている会社があります(例えば、某世界的テーマパーク)。この本を読んでいると、ビジョナリー・カンパニーとブラック企業は紙一重だなと感じることがあると同時に、仕事が好きすぎるとこうなってしまうのも分かる気がする、と共感している自分がいました。あまりに『ビジョナリー・カンパニー』を盲信して仲間に迷惑をかけないように気をつけねばと思っています。今後、労務管理をもっともっと勉強して、職場環境の充実を図っていきます。

チームで仕事をしていく

愛読書『ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則』

パリ~ロンドン旅行

アパレル業界で働いている妻が、商品買い付けのためにパリとロンドンに出張することになり、通訳兼荷物持ちとして私も同行してきました。羽田空港からパリへ飛び、パリからユーロスターでロンドンへ移動し、ロンドンから羽田空港へ戻るというルートです。妻の仕事がメインの旅だったので、観光らしいことはほとんどできませんでしたが、それぞれの街を歩くだけで十分楽しめました。

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パリ、ロンドンともに、経費削減のためにAirbnb経由でキッチン付きのアパートメントを借り、大半の食事を自炊しました。パリでは、アパートメントの近くに日本の食材を専門に扱っているスーパー「kioko」(https://www.kioko.fr/fr/)があり、ここを利用することで日本にいるときと変わらない食事をすることができました。

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海外旅行の良い点は、飛行機で移動中の時間はネット環境のないオフライン状態になり、この時間を使って集中して作業ができることだと思っています(今年から国際線も無料WIFIが使えるようになるそうですが)。私は、飛行機などでの移動中にあまり寝れないたちで、機内の照明が暗くなって周りが寝静まっているときも一人黙々と何かしらの作業をしています。これが意外に集中できて非常に充実した時間を過ごすことができるので、海外旅行の楽しみの一つになっています。