1件1件の翻訳にじっくりと取り組む

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先日、新規のお客様から翻訳のご依頼をいただきました。このお客様は、それまで複数の翻訳会社に翻訳を依頼していたものの、いずれの会社の翻訳にも満足できず、今回当社を試してみようということになったそうです。それまで依頼していた翻訳会社は、どこも高品質を「ウリ」にしていたものの、実際に納品されてくる翻訳は、高品質とは程遠いものだったということです。上手とはいえない翻訳者が下訳を担当し、それがほとんどチェックされることなく下訳レベルのまま納品されてくるという、営業担当者が熱く語っていた高品質とは正反対の「右から左」の翻訳が量産されてきたのだとか。

このように、チェック体制がほとんど機能していない現状では、下訳担当者の力量が非常に重要になってくると言えると思います。上記の下訳担当者は、一生懸命取り組んだに違いありませんが、力量のない翻訳者がいくら一生懸命取り組んだとしても、ダメなものはダメだという厳しい現実があります。私も、残念な翻訳を前に「私なりに精一杯やりました」と話す翻訳者を過去に何人も見てきました。

今回のように、当社を頼って声をかけていただけるのは非常に嬉しいことです。こういった引き合いがある度に、他の人から必要とされることの有り難みを感じます。このご縁を大切にするとともに、お客様が翻訳会社に対してこれ以上不信感を抱かないためにも、依頼された翻訳に「一生懸命」取り組んでいます。いい翻訳を生み出すための基本は、やはり時間をかけてじっくりと取り組むことだと思います。そうすることで、原文作成者の意図を汲み取った翻訳にできることが多く、これは依頼主にとって非常に嬉しいことです。このような基本姿勢で1件1件の翻訳に体当たりで臨むということを忘れてはいけないと思っています。

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