関係代名詞を極力使わない

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『米国出願用特許翻訳・重要ポイント解説』の読者の方から、「第8回 みんな関係代名詞がおかしい!」についての感想メールが届きました。この方は特許翻訳者で、クライアントから関係代名詞を極力使わないように要請されているということです。私もこれに大賛成で、関係代名詞を使わずにすむなら使わないのが一番だと思います。第8回は、関係代名詞を使わざるを得ない場合の使用法の原則を述べたまでで、関係代名詞の多用を推奨しているわけではありません。(そもそも、例文「クレーム1に従属するクレーム2」などは意味のない文章です。)第8回に書いてある使用法をきちんと守って文法的に正しい英文を書いているからといって、それだけでいいわけではなく、読みやすい文章になっているかどうか考える必要があると思います。特に、関係代名詞の非制限用法を使って表される情報は、すでに述べられているなど重要でないことが多く、文章を読みにくくする原因になるため、思い切って削ったり、想像力をもってまったく違う構成の文章にするなどの対処を考えることが必要だと思います。上記のクライアントは、こういった対処を許容してくれる「話せる」クライアントかも知れません。ちなみに、読みやすさとは別の観点での話ですが、木村進一先生は、クレームでは形容詞も極力使わないようにと仰っていました。

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