コッポラ監督『レインメーカー』

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先日ご紹介した『現代アメリカ法入門 アメリカ法の考え方』(http://beikokupat.com/blog/?p=703)には、法律にまつわる映画がいくつか紹介されています。そのうちの1つである『レインメーカー』という法廷映画を週末に見ました。原作ジョン・グリシャム、監督フランシス・フォード・コッポラ、主演マット・デイモンという、面白くないわけがないだろうと思わせるような組み合わせですが、本当に面白い映画でした。コッポラ監督ということで、ちょっとクセがあるのではと予想していましたが、意外にも(?)感動的な内容でした。マット・デイモン演じる若き弁護士が社会的弱者のために保険会社を相手に民事訴訟を起こし奮闘します。相棒役のダニー・デヴィートもいい味を出しています。

また映画を通して、アメリカの裁判制度の勉強にもなりました。具体的には、『現代アメリカ法入門 アメリカ法の考え方』で解説されている民事陪審制度、陪審選任手続き、デポジション(ディスカバリの一種で、「関係者に対して直接質問し、回答を得ることにより、その供述記録を書面、あるいは映像で残すという方法」p.131)、懲罰的賠償制度などが実際にどのように行われるかを確認することができました。当たり前ですが、これらのことを視聴者が理解できるように作中誰かが説明するというようなことは一切ないので、『現代アメリカ法入門 アメリカ法の考え方』を一通り読んでから映画を観ると話の流れがよく分かってより楽しめました。なお、レインメーカーとは、「お札を雨に例え、雨が降るように大金を稼ぐ弁護士のことを意味する」(p.13)そうです。

この『レインメーカー』が2017年3~4月に洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」で何度か放送されます。
https://www.thecinema.jp/detail/index.php?cinema_id=03476

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