年末の恒例

年末になりました。今年も、定期的に翻訳依頼をいただいているクライアントから来年のカレンダーが届きました。毎年、12ヶ月すべてがF1の写真で埋め尽くされ、F1好きだった元少年の心をくすぐるカレンダーになっており、毎年届くのを楽しみにしています。
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このクライアントは当社が創業した当時からのお付き合いで、知的財産権の活用について、企業としての立場から率直な意見をいつもいただいており、当社が企業の立場になって特許翻訳をするという方針で活動するようになったきっかけを与えてくれた存在でもあります。また、実は、私は過去に何度か「ヘマ」をしたことがあり、にもかかわらず、変わらず仕事を依頼し続けてくれたことに深い恩を感じています。このことを含めたお付き合いを通して、このクライアントは非常に懐が深く、この体質が企業全体に浸透していることを感じてきました。叱咤激励しつつも決して見捨てない。そして私は期待に応えようと俄然頑張ろうと思う。こうやって人材は育っていくのだなと学びました。この企業風土は、このクライアントが好業績を続けていることと何か関係があるのかも知れません。

年末のもう一つの恒例として、私は『表現のための実践ロイヤル英文法』を読み返すことにしています。12月の後半、全部で600ページ程あるこの本を毎日50ページずつ読み、忘れていたことや理解があいまいだった部分を再確認しています。『特許翻訳における部分最適と全体最適の両立』において、私は、特許翻訳者は英語表現にこだわるだけじゃだめだと偉そうなことを書きましたが、特許翻訳者に一番求められているのはしっかりした英語だということも確かなので、やはり英語の研究も欠かせません。

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この本の他に、今年は書店で偶然見かけて「ジャケ買い」した『ENGLISH EX』という本も読もうと思っています。まだ読んでいないので役立つ本かどうか分かりませんが、大昔に得た知識や経験に固執して取り残されるような人にならないためにも、新しい情報や考え方を取り入れて知識をアップデートすることが大切だと思っています。

“configured to”についての記事をアップしました

米国特許クレームにおいて多用されている“configured to”(MPEP2181)について、USPTOのPTAB(Patent Trial and Appeal Board、特許公判審判部)の解釈を調査した記事があることを知り合いから教えてもらいました。

“Analysis of 2013 Board Decisions Regarding ‘Configured to’ Language”
http://patentlyo.com/patent/2014/02/decisions-regarding-configured.html

要点を日本語でまとめて、当社のHPに掲載しました。

『PTAB審決における“configured to”の解釈』
https://goo.gl/mc58R3

 

蛇足ですが、PTABは「ピーブ」と発音するようです。
https://www.youtube.com/watch?v=7Do2qUbAKjM

特許翻訳における部分最適と全体最適の両立

先日、日頃お世話になっている方との話のなかで、部分最適と全体最適という言葉が出てきました。部分最適とは、言葉通りで、部分的な最適を目指すこと、つまり細かな部分や自分が責任を負っている部分のみに力を入れることです。全体最適とは、全体の最適を目指すこと、つまり全体に気を配ることです。部分最適のみを実現することを「木を見て森を見ず」と言い、何事においても、部分最適と全体最適の両方を実現した方が良い結果になることが多いと思います。部分最適と全体最適を特許業界に当てはめてみると、まず全体最適は、特許クレームが審査と権利行使に耐えるようにすること、つまり出願人の利益になるようにすることではないかと思います。一方、部分最適の「部分」としては様々なものが考えられます。特許翻訳もその1つで、特許翻訳会社である私の立場から言えば、特許明細書の翻訳が最適となるように努力することと言えるでしょうか。

私の会社では、特許翻訳における部分最適と全体最適の両立を目指しています。というのは、いくら特許翻訳という部分最適を実現したとしても、例えば、もととなる日本語明細書に問題があれば、全体最適にはならず、部分最適さえも意味がなくなるように思われるからです。例えば、翻訳にあたり、OALDをいくら細かく見て英単語のニュアンスを探っても、あるいはFowlerにまでさかのぼって最適な英語表現を研究したとしても、翻訳している発明自体が例えば米国特許法101条(Patent Subject Matter Eligibility)違反であれば一発でアウトになります。こうなると、部分最適なはずの翻訳は出願人にとって使い物にならず、翻訳者の単なる自己満足あるいはただの英語好きの言葉遊びと変わりありません。これに対して翻訳者の多くは、私の翻訳は完璧であり、101条違反であるかどうかは私の責任ではありません、と言い返すことでしょう。「101条違反だなんて言われても・・・」というのが翻訳者の率直な気持ちだと思います。しかし、出願人にとっては、翻訳されたクレームが101条違反で拒絶されたという紛れもない事実があり、出願前に101条違反を見逃したのは翻訳者なのかそれとも特許事務所なのかといったことには興味がない、とあるメーカーの知財担当の方が言っていました。少なくとも、翻訳を担当した私が101条違反に気づき、全体最適という使命感をもって何らかのアクションを起こしていれば、拒絶は避けられたかも知れません。こういった理由で、特許翻訳者が部分最適と全体最適を両立することは重要だと考えています。

一方で、特許翻訳者や翻訳会社が部分最適と同時に全体最適も目指す場合において、(心理的な)制約のようなものが存在するかと思います。それは、特許翻訳者や翻訳会社が上記のように全体最適という使命感をもって何らかのアクションを起こすことが「越権行為」ととられるのではないかいう懸念です。これは特に、特許事務所をクライアントとして持つ翻訳会社や特許翻訳者に当てはまるのではないでしょうか。しかし、どう思われようとも、最終的に出願人の利益になることを目指すという全体最適のためには、言うべきことはきちんと言うべきだと考えています。(これに関連して、翻訳会社が、例えば米国用の特許クレームを作成することについて法的な問題はありません。)私の会社はよく、「御社は特許事務所がやるような仕事をやっておられますね」と言われることがあります。いくつかには、「一介の翻訳会社が、なんと生意気な」というニュアンスが含まれているのを感じます。しかし、当社は部分最適と全体最適の両立を目指しているので、このようなことは気にしないようにしています。とはいっても、当社はまだまだ部分最適の域を出ておらず、そういう意味では、当社も数多ある翻訳会社とまったく変わらないと言えるかも知れません。全体最適を実現するために、日々研究を続けていこうと思っています。

振り返ってみれば役立っていること

フェロー・アカデミーの運営会社が発行している翻訳業界誌“Amelia”の2016年10月号に、『ベテラン翻訳者に聞いた 振り返ってみれば翻訳に役立っていること』という特集が載っていました。出版翻訳やメディカル翻訳など、各分野の第一線で活躍しておられるプロの翻訳者さんが、過去に経験したことで今の仕事に役に立っていると思っていることが紹介されています。例えば、簿記を学んだこと、歴史書をたくさん読んだこと、英語の発音を練習したことなどが翻訳の仕事に活かされているとのことでした。


この特集を読んで、私にはこのような経験が何かあるだろうかと考えてみたところ、翻訳に役立っているというよりも、会社をやっていく上で役立っていると思える経験があることを思い出しました。学生のとき、ある世界的に有名な英語教材を営業販売するアルバイトをしたことがあります。教材販売会社が用意した名簿に載っている人の電話番号に片っ端から電話を掛けて商品説明をし、興味を示した人にはアポを取り直接会って商品を売り込み、成約となれば商品代金(数十万円)の数パーセントをコミッションとしてもらえる、というアルバイトです。時給制ではなくフルコミッション制だったため、いくら時間をかけて頑張っても商品が売れなければお金にならないという厳しい労働条件でした。しかも、成約を取るのは至難の技で、そもそもアポ取りが難しく、このアルバイトを始めてから最初の数週間は1人もアポが取れませんでした。何度も辞めようと思いましたが、その度にせめて1つでも売れるまでは頑張ってみようと思い留まり、練習と工夫を重ねていきました。結局、アポは比較的簡単に取れるようになり、成約もいくつか取ることができました。成約という結果を出せたことはもちろん嬉しく、自分に自信を持てるようになったきっかけでもありますが、それよりも、人から断られるということに免疫がついたのが一番の収穫だったように思います。人から断られるのは、商品を本当に必要な人にたどり着くまでのコストのようなものなんだと身をもって知りました。

また、いくら良い商品を扱っていてもお客さんの方から近寄ってきてくれるわけではないということをこのアルバイトを通して知りました。英語教材の営業販売と聞くと、怪しい業者の怪しい商品のように思われるかも知れませんが、私が実際に使ってみたところ本当に良い教材だと思いました。実際、20年近く経った現在でも販売されており、確立され支持されている教材なのだと思います。ただ、いくら良いものであってもまずその存在を人に知ってもらわなければ何も始まらず、また知ってもらったとしてもまったく興味のない人がいるということを学び、ターゲットを見極めるというマーケティングの重要性を知ったのもこのアルバイトででした。

会社の規模拡大について

先日、ある求人広告代理店の方から、営業担当の社員を雇う予定はないかと聞かれました。今のところ私の会社には専任の営業担当は必要ないと考えているため、その予定はないと答えました。現在、私の会社では社内と外部の翻訳者を含め総勢10数名の人々が仕事に関わっています。翻訳会社としてはかなり小規模だと思いますが、現在のところ、これが私の能力で高い品質を維持できる最大限の規模だと感じています。会社を立ち上げて軌道に乗ってくると、経営者としては規模を拡大したいと考えるのが人情だと思いますが、拡大しようとしてクライアントを増やしても、いい翻訳者がいなければ質の高い翻訳を提供することが難しく、クライアントに迷惑がかかります。このことはこれまでに多くの翻訳会社が証明してくれています。まずいい翻訳者を育成して増える案件依頼に十分対応できる環境を整えた上で、新たなクライアントと取り引きを開始させていただく、というのが規模拡大の真っ当な流れだと思います。仕事を取ってくることが会社での存在意義である営業社員を雇い、いい翻訳者を確保できていないうちから闇雲に営業活動を行って質の低い翻訳を提供することはクライアントを馬鹿にした行為だと思っています。

効果に説得力をもたせるために工夫している点を「知財英語情報」に書きました

特許明細書には必ずといっていいほど効果が記載されていますが、効果を英訳するにあたり、説得力のある英文にするために当社が工夫している点をホームページの「知財英語情報」に書きました。主に、“otherwise”の重要性と便利さについて書いています。文脈によっては、原文に対応語がなくても“otherwise”を補足しないと、読み手に効果をきちんと伝えられないだけでなく、効果を自ら否定していると解釈されかねないと考えています。

『説得力のある効果にするための英文の工夫 ~「…を使用することにより」とotherwise~』
https://goo.gl/G4D4eU

今年も決算の時期が来ました

現在、当社は決算作業の真っ只中で、税理士と頻繁に打ち合わせをしているところです。前年度同様、今年度も売上、最終利益ともに増加し、何とか黒字を出すことができました。

税理士や経営者仲間と話していると、必ずと言っていいほど、会社をわざと赤字決算にするという経営上の選択肢が話題になります。赤字決算にすることによって、法人税の納付義務がなくなり、法人住民税や消費税のみを納付すればよくなります。つまり、法人税をケチるためにわざと経費などを多く計上して赤字決算にするという手法があります。この手法の根底には、払わずにすむものならば払いたくないという経営者の本音があります。これはケチに見えるかも知れませんが、会社を経営していると何が起こるか分からないため、1円でも多くのお金を会社に残しておきたいと考えるのは経営者として至極健全だと思います。

実際当社も、創業一期目に税理士からのアドバイスを受けてこの手法を取り入れ、赤字決算にして法人税を払いませんでした。ただ、二期目からはこれをやめ、黒字決算にして法人税もしっかりと納めることにしました。なぜかと言うと、1年間の頑張りを赤字で終えるということに対して何ともいたたまれない気持ちになり、このような気持ちで新年度を迎えるのは精神衛生上良くないと実感したからです。また、一期目を終えたとき、黒字を出して法人税をしっかりと払い続けて社会に貢献できる組織にしていこうと決意を新たにしました。もっとも、当社のような零細企業の納税額は、あってもなくても国庫にとっては誤差の範囲でしかないとは思いますが。しかし、決算を終えて法人税を払い終わると、いつも清々しさが残ります。

ファッション記事は構造表現の勉強になる

『良い特許翻訳者かは構造表現で分かる』(http://beikokupat.com/blog/?p=455)において、英語での構造表現力の重要性について書きましたが、英語での適切な構造表現を知ることができる情報源の1つとして、英語のファッション記事を挙げることができます。これは意外と思われるかも知れませんが、ファッション記事と特許明細書の読み方は似ているところがあります。ファッション記事ではファッションについて多くの場合写真を参照しながら説明し、特許明細書は図面を参照しながら説明することが多い点が似ており、またファッション記事で使われている表現を英文明細書にも使えることがよくあります。このように仕事に直結する発見があるのと、自分自身ファッションが好きなこともあって、私は時々英語のファッション記事を読んでいます。

ファッション記事を読むときは、図面付きの特許明細書を読むのと同じように、写真で確認しながら説明を読むようにしています。例えば、9月に行われたニューヨーク・ファッションウィークに関する記事を見つけたので読んでみました。

“Exclusive: Alexander Wang Does See-Now-Buy-Now His Way With a Capsule of Spring 2017 Pieces”
http://www.vogue.com/13490385/alexander-wang-spring-2017-buy-now-collection/

Alexander Wang’s neon-colored surf-core show at New York Fashion Week was one of the highs of the season that left guests feeling optimistic about fashion’s future—and with a long laundry list of items to covet. Luckily for #WangSquad members everywhere, the designer is releasing a selection of denim, T-shirts, and bags from the collection for immediate-ish purchase. We say immediate-ish because the release of the capsule collection arrives tomorrow, October 10, exactly one month after Wang’s riotous Spring 2017 show.

Among the lineup are shredded denim jackets and jeans in light blue and white, a series of bucket bags in neon coral and black, a new set of tees featuring the brand’s barcode logo in leopard print, and a neon fabric cuff complete with a metal chain that the brand is calling a “surf cuff”—the more dirty-minded Wang fans might see it ideal for another, sexier use. Up to you what to do with whichever piece catches your fancy, but you’ll want to hurry and scoop it up now. The full range of items arrives in select Alexander Wang stores, as well as online, tomorrow, and if the bevy of celebrities and It models who call Wang a friend are any indication, it will be selling out, stat.

2段落からなる短い記事ですが、英文明細書で使えそうな表現が見られます。特に2段落目は写真のシャツやバッグの柄や構造の説明をしており、特許翻訳者としては読んでいてとても勉強になります。例えば、“in leopard print”はleopardを入れ替えて「~柄がプリントされた」として使えそうです。“complete with~”は写真から判断すると「~とセットになっている」として使えるかも知れません。あるいは、オフィスアクションへの応答などにおいて、「Aは~があって初めて成立する」「Aは~がないと成立しない」といったニュアンスで使えるかも知れません。たった2段落読んだだけでもこれだけの収穫がありました。ついでに「見たその場で買える」を“See-Now-Buy-Now”と表現することも知りました。

ファッション記事の注意点としては、ファッションがセレブリティと密接に関係しているためにセレブ関連の説明が多く、ゴシップに通じていないとついて行けないことがあることです。あともちろん、そもそもファッションに興味がないと読む気にならないというのもあると思います。私がよく見ている『ファッション通信』(http://www.bs-j.co.jp/fashion/)(https://www.youtube.com/user/fashiontsushinCH)などはファッション情報に慣れるのにいいと思います。私はこの番組を見ることで誰がどのブランドのデザイナーをしているかなど、ファッション記事を理解するための背景が分かるようになりました。

良い特許翻訳者かは構造表現で分かる

特許明細書では、ものの構造を説明するということが頻出しますが、日本語で書かれた構造説明を上手に英語で表現することはなかなか難しい作業です。日本語でなされた説明を直訳のようなかたちで英語化したものは、意味不明な英語になったり、英語としてくどく特許的に好ましくない表現になったりするため、十中八九、使い物になりません。私もそうでしたが、技術者が日本語で明細書を書く際に、限られた時間のなかで、後々翻訳者が英訳がしやすいような構造説明にしようといった思いやりを持つことはほとんどないか、あっても誤訳のないように係り結びを明確にする工夫をするぐらいが精々ではないでしょうか。英語での構造説明は特許翻訳者の腕の見せ所であり、いい特許翻訳者かどうかを見分けるバロメーターとも言えます。特許翻訳者として成功するためには、英語での構造表現力を磨き、クライアントから「この複雑な構造をあの人なら英語でどう上手く表現するか見たい」と期待されるぐらいになるべきだと思います。私はそうなりたいといつも思っています。

構造説明の英訳の方針としては、私は、日本語で意図されていることを最大限に汲んだ上で、最も近く且つ英語として適切な表現を考えるということをしています(もっとも、これは構造表現に限らず、私の会社で特許翻訳全体に適用している方針ですが)。このような表現は、結果として日本語にとらわれない表現になっていることが多いです。具体的には、日本語原文をよく読んで内容を理解し、頭の中で『離れているものを関係付けるテクニック』で説明しているような再構築化をして、再構築化した内容を知っている適切な英語で表現する、あるいは適切な英語表現を探すようにしています。このような英語表現がすぐに出来上がることもありますが、大抵は出来上がるまでにあーでもない、こーでもない(「あーするとヘンな誤解を招くかもな」「こーすると原文のこの部分が汲み取れてないな」)と推敲を重ね、時には一つの構造説明を英語にするのに半日ぐらいかかることもあります。

このように、英語で理解される構造説明を書くためには、原文をよく読んで構造内容を理解し、再構築化を行い、適切な英語で表現する、という作業が少なくとも必要だと思います。これらの要素は一つ一つがとても重要で訓練が必要なスキルかも知れません。再構築化は、第2日本語化といった名前で一部の翻訳学校で教えているようですが、特許翻訳では単に分かりにくい日本語を分かりやすい日本語に変えるだけでなく、特許的にもより適切な表現に変えるという作業が必要だと思います(『実践・米国式特許クレーム作成講座』で詳しく解説しています)。またこれは、上記のように構造説明だけでなく明細書全体に適用すべきことで、特にクレームでは意味不明・不必要な限定を徹底的に排除すべきです。しっかりと翻訳をしているのだから意味不明になどなるわけがないだろう、と思われるかも知れませんが、それは慢心で、英語しか読めない人から「ここが分かりにくい」と指摘されることはよくあります。私は、自分の書いた英語が誰が読んでも同じ解釈になるかどうか、謙虚な気持ちで問い直し、推敲するようにしています。

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先週末、日帰りでシンガポールに行って来ました。現地で急に人と会う必要ができたのですが、私は大事な仕事を抱えていて移動も含め1日しか時間を取ることができなかったため、日帰りシンガポールツアーという面白い経験をしてみることにしました。現地では、空港と待ち合わせ場所だったレストランしか行きませんでしたが、このレストランの料理が日本人好みの味でかなり印象的だったためご紹介したいと思います。チャイナタウンの近くにあるterraという、日本人がオーナーシェフのイタリアン・レストランです。食材の多くを日本各地から取り寄せているらしく、料理も繊細で、普段グルメにあまり興味がない私でもすごく美味しいと感じました。満席だった店内のあちこちから日本語の話し声が聞こえたため、日本人客が多いようでしたが、隣の席では現地の人たちが商談をしていました。ビジネスにも使えそうです。ミシュランガイドの掲載店で値段は高めですが、美味しいイタリアンの店が少ない(と私が個人的に思っている)シンガポールでかなり使える店だと思います。弾丸ツアーのなかピンポイントでいい店を見つけることができました。

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http://www.terraseita.com/

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