日英知財研究

101条で規定する発明の主題-続き2


”2105特許性のある主題―生物的主題[R-9]”の続き3

6. “His claim is not to a hitherto unknown natural phenomenon, but to a nonnaturally occurring manufacture or composition of matter __ a product of human ingenuity ‘having a distinctive name, character [and] use.’”

6.“知られていなかった自然現象に対し、特許の保護を求めることはできない。しかし、自然には生じないような生産物または組成物に対しては、特許の保護を求めることができる―つまり、特別な名称、特徴、用途がある人間の創作活動による生成物に対しては、特許の保護を求めることができる”

7. “Congress thus recognized that the relevant distinction was not between living and inanimate things, but between products of nature, whether living or not, and human-made inventions. Here, respondent’s microorganism is the result of human ingenuity and research.”

7.“したがって連邦議会は、生物関連物と非生物関連物との間に明確な相違は存在しないと考えるが、生物・非生物を問わず、天然物と人工的な発明との間には明確な相違が存在すると考える。ここで、被告の微生物は、人間の創作活動および研究の結果として生じたものである”

8. After reference to Funk Seed Co. & Kalo Co., 333 U.S. 127, 76 USPQ 280 (1948), “Here, by contrast, the patentee has produced a new bacterium with markedly different characteristics from any found in nature and one having the potential for significant utility. His discovery is not nature’s handiwork, but his own; accordingly it is patentable subject matter under § 101.”

8.Funk Seed Co. & Kalo Co., 333 U.S. 127, 76 USPQ 280 (1948) を参照する。“反対に特許権者は、自然界に存在するバクテリアとは明らかに異なる新たなバクテリアを生み出した。またその生み出されたバクテリアは、潜在的な有用性を備えている。特許権者の発見は、自然が生み出したものではなく、特許権者自身が生み出したものである;したがって、そのバクテリアは101条に基づいた特許性のある主題となる”

<ポイント>

・ 人間の創作活動により生み出されたものは、特許法の保護対象となる。生物関連物であろうが無かろうが、人間の創作活動により生み出されたものは、特許法の保護対象となる。


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