日英知財研究

ウェートの低い限定の一例


2106 Patent Subject Matter Eligibility [R-9]の続き38

A concept that is not well-instantiated weighs against eligibility. See DealerTrack v. Huber, ___ F.3d ___, 101 USPQ2d 1325 (2012) where in the court stated:

The claims are silent as to how a computer aids the method, the extent to which a computer aids the method, or the significance of a computer to the performance of the method. The undefined phrase “computer-aided” is no less abstract than the idea of a clearinghouse itself. Because the computer here “can be programmed to perform very different tasks in very different ways,” it does not “play a significant part in permitting the claimed method to be performed.” Simply adding a “computer aided” limitation to a claim covering an abstract concept, without more, is insufficient to render the claim patent eligible… “In order for the addition of a machine to impose a meaningful limit on the scope of a claim, it must play a significant part in permit-ting the claimed method to be performed, rather than function solely as an obvious mechanism for permitting a solution to be achieved more quickly, i.e., through the utilization of a computer for performing calculations.”

Dealertrack, ___ F.3d at ___, 101 USPQ2d at 1339-40 (citations omitted). Furthermore, limiting an abstract idea to one field of use or adding token postsolution components does not make the concept patentable.

十分に具体化されないような概念は、特許性に関するウェートが低い。最高裁判所が以下のように述べているDealerTrack v. Huber, ___ F.3d ___, 101 USPQ2d 1325 (2012)を参照:

その方法をコンピュータがどのようにして補助するか、その方法をコンピュータが補助する程度、及びその方法の実行に対するコンピュータの重要性について、クレームは言及していない。十分に定義されていないフレーズ“コンピュータ補助を受けた/computer-aided”は、インフォメーションセンター自体に関するアイデアと同様に抽象的なものである。ここでコンピュータは“非常に異なる方法で非常に異なるタスクを実行するようにプログラムされ得るため、クレームの方法が実行されるようにする重要な役割を”コンピュータが担うことはない“”。抽象的な概念をカバーしているクレームに対して特に意味もなく単に“コンピュータ補助を受けた/computer-aided”というフレーズを追加することは、クレームが特許を受け得るものとするのに十分ではない…。“クレームの保護範囲に意味のある限定を与えるべく装置を付加するためには、クレームの方法が実行されることを許容することに対し重要な役割をコンピュータが担っている必要があり、より迅速に取得すべき解決策を許容するための自明なメカニズムとしての単なる機能を担っているだけでは、つまり、計算を実行するためにコンピュータが使用されているというだけでは不十分である”。

Dealertrack, ___ F.3d at ___, 101 USPQ2d at 1339-40 (参考文献の省略)。更に、抽象的なアイデアを一の用途に限定すること又は解決後の形式的な構成要素を追加することは、その概念に特許性を与えるものではない。

<ポイント>

・ コンピュータを用いたクレームにおいて抽象的なアイデアと判断された場合に、“コンピュータ補助を受けた”という記載のみでは、抽象的なアイデアの域を超えることができない。抽象的なアイデアの域を超えるためには、“コンピュータがデータを受信する”・“コンピュータがデータの数値を積算する”など、“補助”の具体的な内容を明記する必要が生じ得る。


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