日英知財研究

保護対象判断のツール


II. ESSENTIAL INQUIRIES FOR SUBJECT MATTER ELIGIBILITY UNDER 35 U.S.C. 101

After determining what applicant invented and establishing the broadest reasonable interpretation of the claimed invention, conduct the following three inquiries on the claim as a whole to determine whether the claim is drawn to patent-eligible subject matter. Further details regarding each inquiry are provided below.

  • 1. Is the claimed invention directed to a process, defined as an act, or a series of acts or steps?

If no, this analysis is not applicable. For product claims see MPEP § 2106. If yes, proceed to Inquiry 2.

  • 2. Does the claim focus on use of a law of nature, a natural phenomenon, or naturally occurring relation or correlation (collectively referred to as a natural principle herein)? (Is the natural principle a limiting feature of the claim?)

If no, this analysis is complete, and the claim should be analyzed to determine if an abstract idea is claimed (see MPEP § 2106). If yes, proceed to Inquiry 3.

  • 3. Does the claim include additional elements/steps or a combination of elements/steps that integrate the natural principle into the claimed invention such that the natural principle is practically applied, and are sufficient to ensure that the claim amounts to significantly more than the natural principle itself? (Is it more than a law of nature plus the general instruction to simply “apply it”?)

If no, the claim is not patent-eligible and should be rejected. If yes, the claim is patent-eligible, and the analysis is complete.

II. 主題が保護対象か否かについて、101条に基づく本質的な質問

出願人が発明した内容を判断し、クレームされた発明の論理的で広範な解釈を行った後、クレーム全体に対して以下の3つの質問を行い、クレームに特許法の保護対象となる主題が記載されているか否かを判断する。各質問に対する詳細な内容について、以下に述べる。

・ 1.クレームされた発明が処理を対象としているか、動作として定義されているか、又は一連の動作やステップとして定義されているか?

もし上記の質問に対してNOであれば、この分析方法を適用しない。製品に対するクレームについては、MPEP2106を参照。もし上記の質問に対してYESであれば、質問2へと進む。

・ 2.自然法則、自然現象、自然に生じる関係物または相関関係(ここで全体的に自然原理と言われるもの)の使用にクレームの重点がおかれているか(自然原理がクレームの限定特徴となっているか)?

もし上記の質問に対してNOであればこの分析を終了し、抽象的なアイデアがクレームされているか判断すべくクレームが分析される(MPEP 2106を参照)。もし上記の質問に対してYESであれば、質問3へと進む。

・ 3.クレームされた発明中に自然原理が統合され、自然現象が実際に適用されて、クレームが自然原理自体以上の十分な内容になっていると確信し得るような追加要素/ステップ又は要素/ステップの組み合わせをクレームが含んでいるか?(自然法則+“その適用”という単純で一般的な指示クレームを越えているか?)

もし上記の質問に対してNOであれば、クレームは特許法の保護対象ではなく拒絶され得る。もし上記の質問に対してYESであれば、クレームは特許法の保護対象であり、この分析が終了する。

<ポイント>

・ これまで、方法クレームが特許法の保護対象となるか否かについて述べてきた。今日示された1~3の質問からなる分析方法は、その方法クレームが特許法の保護対象となるか否かを容易にするための一ツールである。

・ 上記の質問すべてにYESとなれば、その方法は特許法の保護対象となる。一つでもNOがあれば、その方法はこのツールにおいては特許法の保護対象とならない。


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