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破棄する。「英米法律情報辞典」(飛田茂雄、研究社、2002年、p.409)では、次のように定義されている。

「(下位裁判所の判決を)覆す;破棄する」破棄して独自の判決を下す場合と、下位裁判所に差し戻すことがある。後者の場合、裁判官を替えるよう指示されるのがふつう。

類似の用語にvacate(同じく「破棄する」)があり、reverseとvacateとの違いについて、連載・米国特許法解説『第7回:米国特許法の用語~Reverse v. Vacate~』では、次のように解説されている。

米国最高裁の内部マニュアルによれば、”reverse”及び”vacate”の相違は、「原審判決の誤りの程度の相違」ということになる。具体的には、同マニュアルによれば、米国最高裁は、原審判決が絶対的に誤っている(absolutely wrong)場合には”reverse”し、原審判決がそれよりも低い程度に誤っている場合には”vacate”することとされている。

”reverse”及び”vacate”のいずれについても、「破棄する」という訳語を当てざるを得ない。なぜなら、日本法においては、原審判決の誤りの程度がいかなる場合であっても、その効力を否定する場合には「破棄」という語を用いるからである。

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