コラム特許翻訳

知財英語情報 コラム特許翻訳

「~側」を英語でどう伝える?特許文書における位置関係の正確な伝達

2024/3/28  

日本語明細書には、「~側」という表現が頻出します。「~側」という表現を英訳する際に、"side"という表現がよく使われますが、一方で「~側」に"side"を使うと誤解を招く可能性があるため注意が必要と ...

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移行部"comprising"の前に記載の不定冠詞"a"の取り扱い~Convolve, Inc. v. Compaq Computer Corp., 812 F.3d 1313 (Fed. Cir. 2016)~

2024/2/27  

米国用英文クレームにおいて、移行部"comprising"の後に不定冠詞"a"または"an"が付いた名詞を記載した場合、この"a"または"an"は"one or more"を意味する、という解釈の原則 ...

知財英語情報 Faber on Mechanics of Patent Claim Drafting コラム特許翻訳

"Operable to"について~Ex parte Prouse (2009)~

2023/11/29  

米国用英文クレームにおいて、"operable to achieve a particular objective"のように、operable toという表現を見かけることがあります。Faber on ...

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"comprising"+"a"の解釈についての原則~KCJ Corp. v. Kinetic Concepts, Inc. 223 F.3d 1351 (Fed. Cir. 2000)~

2023/10/30  

米国用英文クレームにおいて、移行部"comprising"の後に不定冠詞"a"または"an"が付いた名詞を記載した場合、この"a"または"an"は"one or more"を意味する、という原則があり ...

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「~によっては」をdepending onとしない方がいい

2023/9/28  

特許明細書では、「~によっては」という表現が頻出します。 特許英訳において、「~によっては」をdepending onとしている例が多く見られますが、depending onで始まる節は、「分詞節とい ...

Faber on Mechanics of Patent Claim Drafting Patent Practice コラム特許翻訳 特許翻訳者のための米国特許クレーム作成マニュアル

日本語と英語の発想の違い

2023/6/25  

※本記事は、『特許翻訳者のための米国特許クレーム作成マニュアル』の『[85]「AのBを折り曲げる」はAを目的語にした英文にする』に加筆したものです。 特許翻訳(日英・英日)をしていると、日本語と英語の ...

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特許文書に見られる"recite"の意味

2023/3/30  

英語の特許文書において、"recite"という単語が使われることがしばしばあります。通常、"recite"は「暗証する」("repeat aloud from memory")(https://www ...

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"circuit"には§112(f)が適用されない:Linear Technology Corp. v. Impala Linear, 379 F.3d 1311 (Fed. Cir. 2004)

2023/2/13  

翻訳者が日本語特許クレームを米国出願用に英訳する際、依頼主から、「~部」を"circuit"(あるいは"circuitry")とするよう指示されることがあります。この指示の根拠となっているのは、Lin ...

Faber on Mechanics of Patent Claim Drafting Google翻訳、DeepL、ChatGPT コラム特許翻訳

「装置」の英訳~deviceか、apparatusか、それともsystemか?~

2023/2/13  

『特許翻訳:用語の調べ方~Google翻訳、DeepL、Google Patents、Google Scholarなどを使って~』の一部をご紹介しています。 一般的に、「装置」の英訳としては、appa ...

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"to"と"at"の違いが決め手となった事例~Chef America v. Lamb-Weston, 358 F.3d 1371 (Fed. Cir. 2004)~

2022/11/8  

Chef America v. Lamb-Weston, 358 F.3d 1371 (Fed. Cir. 2004)は、クレームにおける"to"と"at"の違いが重要な意味をもった、翻訳者のあいだで ...

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