non-transitory computer readable medium
非一時的な記録媒体。米国においては、コンピュータプログラムは35 U.S.C. §101における特許対象とは認められない(process, machine, manufacture, composition of matterのいずれにも該当しない)ため、「コンピュータプログラムを記録した記録媒体」(computer-readable medium)としてクレームする必要がある。
さらに、USPTOが採用している審査基準であるbroadest reasonable interpretation (BRI)のもとでは、computer-readable mediumは特許対象外である信号(transitory propagating signals)もカバーするため§101違反となる可能性があることから(In re Nuijten (Fed. Cir. 2007))、信号等の一時的なものを排除するために「non-transitory」(「非一時的な」)を付加する必要がある。
例:
A non-transitory computer-readable storage medium storing a program for causing a computer to execute processing comprising:
~ing ...;(←ここからは方法クレームと同じ形態)
~ing ...; and
~ing ....