fees for multiple dependent claims
マルチクレームの料金を計算する方法。MPEP 608.01(n)に記載されている。
例えば、Claim 3がClaim 1とClaim 2の両方に従属するマルチクレームである場合、料金の計算上、Claim 3は2つのクレームとしてカウントされる。Claim 4がClaim 3に従属する場合、Claim 4はClaim 3の数と同じ数としてカウントされるため、Claim 4は2つのクレームとしてカウントされる(『マルチクレームの修正のしかた』も参照)。
マルチクレームを他のマルチクレームに従属させることは認められておらず、不適切な形式のマルチクレームとされる。この他に、2つのクレームに“or”ではなく“and”を使って従属するクレームも不適切な形式のマルチクレームとされる。このような不適切な形式のマルチクレームが出願に含まれている場合、USPTOは出願人に対して従属クレーム1つ分の料金を課すようにしている。不適切な形式のマルチクレームは拒絶の対象になり、実体的な審査はされない。
USPTOでは、マルチクレームの料金を計算する際、「Multiple Dependent Claim Fee Calculation Sheet」(form PTO/SB/07)を使用するとされている。