「~装置」と言う表現

知財英語情報


2106 Patent Subject Matter Eligibility [R-9]の続き21

1. Factors To Be Considered in an Abstract Idea Determination of a Method Claim

(a) Whether the method involves or is executed by a particular machine or apparatus

“The machine-or-transformation test is a useful and important clue, and investigative tool, for determining whether some claimed inventions are processes under § 101.” Bilski v. Kappos, 561 U.S. ___, ___, 130 S. Ct. 3218, 3227, 95 USPQ2d 1001, ___ (2010). If so, the claims are less likely to be drawn to an abstract idea; if not, they are more likely to be so drawn. With respect to these factors, a “machine” is a concrete thing, consisting of parts, or of certain devices and combination of devices. This includes every mechanical device or combination of mechanical powers and devices to perform some function and produce a certain effect or result. This definition is interpreted broadly to include electrical, electronic, optical, acoustic, and other such devices that accomplish a function to achieve a certain result. An “apparatus” does not have a significantly different meaning from a machine and can include a machine or group of machines or a totality of means by which a designated function or specific task is executed.

1.方法クレームでの抽象的アイデア判断において考慮すべき要素

(a)その方法が特定の機械または装置を含んでいるか、または特定の機械または装置により実行されるか否か。

クレームされた発明が101条に基づく処理であるか否かを判断するに際し、“機械使用・変換テスト”は有用で重要な指標であって、適切な調査ツールとなる。Bilski v. Kappos, 561 U.S. ___, ___, 130 S. Ct. 3218, 3227, 95 USPQ2d 1001, ___ (2010)。もし101条に基づくならば、クレームが抽象的なアイデアであるとして却下される可能性は低い;もし101条に基づかないならば、クレームが抽象的なアイデアであるとして却下される可能性は高い。これらの要素に対し、“機械/machine”は、パーツや装置および装置の組み合わせからなる具体的なものと判断される。この“機械”という表現は、全ての機械的装置、又は機械的パワーと装置との組み合わせを含んでおり、ある種の機能を実行し、ある種の結果を生じるものを言う。この定義は広く解釈されるものであり、電気的装置、電子的装置、光学的装置、音響的装置、ある種の結果を生じる他の装置を含むものである。“装置/apparatus”という表現は、“機械/machine”という表現と実質的に異なることがなく、“機械/machine”や“機械/machine”のグループ、所定の機能やタスクが実行されることになる手段全体を含むものである。

<ポイント>

・ クレームの文言に実際の機械が含まれている場合、抽象的なアイデアとはみなされにくい。

・ 方法のクレームで、抽象的なアイデアとみなされる場合がある。その場合には、クレームの文言に実際の機械を含める事により、抽象的なアイデアと見慣れる事態を回避し得る。例えば、「コンピュータに~させる」という表現や「メモリに記憶したデータを取り出して~する」等の表現を文言として組み込む対応が考えられる。

・ 「~装置」と言う表現がよく見られる。この「~装置」の「装置」に対する訳語としては、「machine」や「apparatus」がよさそうである。「電気的装置、電子的装置、光学的装置、音響的装置、ある種の結果を生じる他の装置を含む」広い概念と考えられているからである。


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